国語の指導方法(1)知識力
国語の力を分類すると、知識力と読解力と記述力ということになってきます。この3つを鍛えていくことが、中学受験の国語の準備になるので、それぞれやり方をご説明しましょう。
中学受験の場合知識はやはり漢字、熟語がメインになります。文法は出る学校も若干ありますが、ほとんどの学校では出題されない。実際に国文法は中学の範囲なので、どうしても出しにくいところはあるのです。
だから漢字・熟語はしっかり覚えていった方が良い。漢字は別に学年にこだわることなく、どんどんできるようになっていけばいいでしょう。
テキストはいろいろあるでしょうが、まずは毎週の漢字をしっかり覚えることが大事。毎週の漢字の練習の成果が月例テストに反映しやすいようにできています。したがって、漢字を覚えるだけで、結構月例テストの点数が取れたりする。
これは、やはり子どもたちの意欲をかきたてます。
漢字で点数を取る、ということが確実にできるようになってくるだけで、漢字に対する苦手意識がなくなります。
どうしても組み分けを意識すると、こういうことができなくなる。差がつきやすいようにするから、逆にみんなができやすいことがないがしろにされがち。
確実に毎週の漢字を練習して、月例テストで良い点を取る。
こういうサイクルで進むことで、漢字の力をつけていきましょう。